以前からジョギングをしながら、どのリズムで走れるだろうか?と、
感じ続けてる。
サムチェ、フィモリ、クッコリ、ピョルタルコリ、ユッチェ・・・
走りながらチャングのリズムを歌ってる。

『ドン タタ クン タクン   ドン タタ クン タクン…』

ブツブツ

『トーン タッ ククンー タッ ククンー タッ ククン タタタ・・・』

その日の調子にもよるけど、大体一歩を踏み出すテンポは、BPM=180 くらい。
脚の運びとリズムが合ってくると、結構、楽に進むかなぁ~という所までは感じ取れてきたみたい。
そんな中、今日また一つ大きな出来事が生まれた。




25年前・・・

小学校時代、体育の授業で習ったのは、たしか
『フッ フッ ハッ ハッ~』で、四歩進むのだった。
息を吐いて、吐いて、吸って、吸って。
チャング的には、フィモリかなと。

≪フィモリ一回 4歩≫
フィモリ足呼吸

いや~ 何とも、これが結構しんどい。
フッ フッ ハッ ハッ~
と、口で言ってるだけで息が上がってしまう感覚を、子供のころから感じてた。
ハトの真似をして肺を二段で使ってる、なんて言う噂も聞いた。(笑)

とにかく、この「フッ フッ ハッ ハッ~ 四拍子」の走りが小さいころから苦手だった。
時が流れて、大人になってからも、そのキツさは変わらない。

走り叩きの練習を始めた頃、ちょい長い距離を走りながら叩くのは、
『いやはや、無理じゃ~~!!』と、思うこともしばしばあった。

2013年の日記に書いてあるのが面白い。
http://mokurenblog.blog72.fc2.com/blog-date-201309.html

なんとかかんとか、走り叩きへの突破口を探し当てたみたいだ。
リズム&呼吸の方向からより、足の使い方(つま先着地)から、色々と学びがあったようだ。
それが後に、フォアフット~体軸~サンモ へと、つながって行くことになるのだけど。

足の運びの助けを学びつつ、
『どのリズムで楽に走れるのか?!』を、チャレンジし続けた。

そして、叩きながら走ったり、口でリズムを歌って走ったりを繰り返すうちに、
一つヒントを得た。
それは、ベアフットラン(素足走り)を行う人達は、なんと、
『BPM=180 3拍子 で走ってるらしい!』
という話し。ランニングの本かWEBでたまたま知った。

なんとも面白い。
小学生のころから、4拍子で走るのが基本と思っていた自分にとって、
『3拍子で走るとは何かいな?』と思った。

勿論、韓国のリズムは三拍子が多いけど、

≪サムチェ一回 4歩≫
サムチェ足呼吸


と拍取りしてたから、つまり四拍子じゃなかろうか。
四拍子というか、四歩のサイクル。
この三連譜 サムチェを、走りながらだと、テンポが速すぎて打てないし、疲れるし・・・
もう笑うしかない状態になってしまう。

『どうした、もんかいな~』と、へこたれつつも、三拍子で走ることの試行錯誤を続けてみた。
何度も、口でブツブツ言いつつ、ジョギングをしながら、
どんなリズムが出てくるのか、待ち望んでた。

そうしたら、あれま、出てきた。
ビタ~~~ッ!!!とハマる、リズムと足の運び。

それは、なんとクッコリだった。
6歩×2回=12歩で、クッコリ1周期。

なんとも面白い!

そもそも、チャングリズムのイメージ分けとしては、
・クッコリ → ゆったり歩く、大きな間
・サムチェ → 適度な速度で歩く、そして跳ねる
・フィモリ → 速い速度で、跳ねて、走る

そんなリズムの色分けがあるから、
走りながらクッコリを感じて、楽になっていることがとても面白かった。

≪クッコリ 12歩≫
クッコリ足呼吸


12歩の長いサイクルの中で、「フーハーフーハー」を繰り返す。
このクッコリ1サイクルで、走ってると本当に楽でいられることに気が付いた。

ということは、呼吸のサイクル(と付随した息の深さ)が、
『走る』ことにとっても大事なのかな~?と思えた、すごく新鮮に。
運動をしているのだから、呼吸を気に掛けることが当たり前のことなんだけど、
どうしても忘れがちになっちゃう。

それに、普段生活をしてて、平気で呼吸をしているし、
何か特別な方法で呼吸を意図的に操ったりするのは、
三年前、逆に、ちょっと好きではなかったりした。

自然にカラダが行っていることを


自然のままに流れる呼吸。
よどみを作らずにカラダの中に吹き抜けていく風のような呼吸。

そんなことも、追い求めていたのも事実。

しかし、運動の激しさが上がると、当たり前のように呼吸が乱れてしまう。
ならば、呼吸のサイクルや質を、自分で見つけて育ててみたいと感じた。
三拍子系 12拍で走るという、独特なリズム世界!
いや~ 面白い!!

チャレンジを続ける、続ける。
走り続ける内に、歌える曲も出てきた。
Duke Jordan 「Glad I Met Pat」
https://www.youtube.com/watch?v=3GJsraB_Utk

ピアノのメロディーを頭の中で流しつつ、クッコリ12拍で走り進んでみると、
これがとんでもなく、心地よい。
木蓮も歌った。ミルトン・ナシメントの「Travessia」をクッコリアレンジしたのなんか、
最高に良くて、走りながら泣きそうになってしまう程。(笑)

テンポ 180くらい、12拍クッコリで、何度も走り続けて、また疑問がふつふつと生まれてきた。
それは、上り坂を上る時に、クッコリからフィモリにリズムを変化させていること。
リズムに応じて、呼吸も変わってる。

≪フィモリ≫
フィモリ-2足呼吸

3歩刻みで吐く、吸うを繰り返していたクッコリから、
2歩刻みのフィモリへとリズムを移っていた。
平地よりも運動強度が高い坂、つまり忙しい坂。その時、体は長いサイクルの呼吸の回しよりも、
より短くて、回転率が高い呼吸を求めていることを感覚的に感じ取った。

普段の運動量よりもギアが一つ上がった時に出てくるリズム&呼吸、
それがフィモリだったのかぁ~~!!!と。

勿論、フィモリを叩いて踊っていると、疲れるのは感じていたけど、
リズムが人を疲れさせるんじゃなく、
思いっきり体を動かさなきゃならない時に、
ここ一番、山を越えましょう~~!という時に、
『カラダが疲れても、それ!動かしてみようか!』
と励ましてくれるリズムがフィモリであるということを、感じ得たようだった。

それが、2013年。
以降、平地のクッコリ走り、ギアが上がってからのフィモリ。
この二つのリズムをベースに叩き走りの練習を続けてた。



いや~ やっとここまで来た。
事前説明、長かったぁぁ~(笑)


ここから、本題。
数日前、肩甲骨に生えた翼で前に進むという技を感じ取ってから、
走り方がまた変化した。

カラダをちょい浮かせて腹の水の塊と、背中の羽のホバリングで進むイメージ。

色々試すうちに、発見が出てきた。
それは、フィモリだと翼を使いやすいという事。
フィモリ-3足呼吸
まだ実験段階中だから、大分不明瞭だけど、何となく感じが分かる。
息を吐いた時に、カラダの内側に両羽を振り締める感触。
そして、息を吸った時に羽が胸が開いて、翼が広がって風を受ける感じ。

うむうむ、感じ取れる。
リズムと、呼吸と、翼と、足の運び。
ふむふむ、行けそうだ。

でも、クッコリで走っていると、何だかどうしても翼が使えない。
『なぜかなぁ~』と、また叩き走りのイメージの世界にポチョンと落ちてみた。

翼をブアッ!と使えるときは、ある程度、運動強度が高くなって、
内臓の水も、液状じゃなくて、水の塊になっている時に羽を使えるような気がした。
そして、呼吸のサイクルが短くないとホバリング出来ないような気配も出た。

多分、12拍クッコリで呼吸に合わせて、翼を使うとなると、
羽ばたく間が伸びて、カラダが地面に落ちてしまう。

ならばという事で、どうにか12拍クッコリで走りつつギアを上げれる方法は無いのかな?と探究開始。

走りながら、ポン!!!と出てきた。

それは、クッコリ6歩=1呼吸(吐いて吸ってのワンセット)していたのを、3歩=1呼吸に縮めてみること。

クッコリ4足呼吸


フィモリよりも、一歩分、息を吸う時間が少なくて忙しい。
要するに、呼吸のサイクルが短くなることで、エネルギーの循環も激しくなる。
クッコリを打ちながら、ギアを上げることに成功したみたい。

『フーー ハッ フーー ハッ フーー ハッ フーー ハッ』

いやー しかし、これが、なかなか、しんどい。
単純に吸う時間が短すぎる・・・
「吐く&吸う」を逆に、「吸う&吐く」に変えても同じことで、
吐く&吸うの内臓運動を一歩のうちに行うのには、あまりにも時間が短すぎるんだ。

二歩以上で、一呼吸。
何となく、その感じがつかめてきた。

しかし、なんとかしてクッコリの運動強度を上げたい。
12拍のリズム周期で回る、基本の呼吸システムを感じ取ってみたかった。

しばらく、しんどい系クッコリで走るうちに、又々、カラダの内側から呼び鈴がなった。

それは『クッコリ&サムチェの4拍進行』の世界へとつながった!!!
この拍取りは、韓国もののキメフレーズや、展開系で使われるんだけど、すごく好きな匂いがする。

クッコリ4拍進行足呼吸

おおきな1サイクルはクッコリなんだけど、サムチェの{4拍取り×3回}が2回し。
だんだんややこしくなってきたけど、(笑)
自分としては、すごく楽になってくる。

左足~右足~左足~右足・・・
と交互に連続する足の運びに対して、
3で分割される息の使い方、6の回しで叩くリズムの捉え方。
偶数表拍の裏に入り込む、リズムの影があると、
全体として、一点に掛かる負荷というかエネルギーが分散されて、ものすごく楽になる。

単純な規則性だと、シンプルな目印に自分を積極的に寄り添わせて、
そのポイント(目印)から曖昧に漏れてくるキーワードを拾って、
表裏のはっきりしないニュートラルなポジションを取りつつ、エネルギーを回すことになる。

一方、階層が重なってる規則性だと、注目するポイントがちりばめられていて、
一見乱雑になりそうだけど、実はその逆で、
収まるところにしっかりとポイントが収まっていると、もの凄く安定しいているし、
過剰な一点への負荷がなくなるから、力が途絶えずに前に進んで行く。

慣れないうちは、どうしても、拍取りや呼吸の回しをシンプルに置きたいのだと思う。
むしろそのシンプルなポイント程、ズレ感やキャッチ感を、
毎回毎度、心配ることになってしまい大きな視点から見ると、とっても難しいんだと感じる。

大きな12拍(12歩):クッコリの世界に、
6拍のリズム:サムチェ、
3回しの呼吸、
2歩の表裏で進む足運び、

そんな多重構造が一つにまとまってくると、なんだろう、
自然と走る速度が上がるというか、
運動の密度が高くなるというか、
とにかく、点が線となるイメージが湧いて、す~~~っと前進して行くような、そんな感触がある。

その時、カラダの内側に「水の塊」のような、チカラの束を感じる。
そして、カラダの軸がぶれずに、一本にまとまる感じ。

そこに来ると、肩の翼がバッサバッサと羽ばたき始める。
軸がふにゃっとなってたり、ぶれていたりすると、翼が動き始める感触は無いんだけど、
カラダが一つにまとまった時に、猛烈に、ホバリングする。


そして、!!!!
やっとここまで来た、長かった~

そのホバリングから、
翼を大きく広げて滑空し始める!!!!!!

その時のリズムがまさに、クッコリなんだ。

≪クッコリ 全力走≫
クッコリ5足呼吸

本当に、飛んでるように感じる。
足で地面を蹴って飛んでいるよりも、大きな羽を使って滑空しているイメージ。
これが、心底気持ち良い。

これは大変だ。
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